<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 曲江早秋>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 曲江の早秋>
<BookPage: 56-57>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
秋波紅蓼水，
夕照青蕪岸。
獨信馬蹄行，
曲江池四畔。
早涼晴後至，
殘暑暝來散。
方喜炎燠銷，
復嗟時節換。
我年三十六，
冉冉昏復旦。
人壽七十稀，
七十新過半。
且當對酒笑，
勿起臨風歎。
<End Poem>
<Translation>
秋で赤いタデの咲く池のみぎわにさざ波が立ち、青い草の岸は夕日が照らしている。わたしはただひとり馬の歩みにまかせて、曲江のまわりを行った。晴れたあとすずしくなり、夕方になると残暑はまったくなくなった。暑さの去るのはうれしいが、時節のかわるのはかなしい。わたしも三十六歳になったが、この三十六歳の一日が暮れまた明けてゆく。人間の寿命は七十歳が稀れだというのに、その七十がもう半分以上になったのだ。まあ酒を飲んで笑っていよう。秋風に対してなげくのはよそう。
<End Translation>
<Formatted Translation>
秋で赤いタデの咲く池のみぎわにさざ波が立ち、青い草の岸は夕日が照らしている。
わたしはただひとり馬の歩みにまかせて、曲江のまわりを行った。
晴れたあとすずしくなり、夕方になると残暑はまったくなくなった。
暑さの去るのはうれしいが、時節のかわるのはかなしい。
わたしも三十六歳になったが、この三十六歳の一日が暮れまた明けてゆく。
人間の寿命は七十歳が稀れだというのに、その七十がもう半分以上になったのだ。
まあ酒を飲んで笑っていよう。秋風に対してなげくのはよそう。
<End Formatted Translation>